【2026年版】銀行の防犯カメラおすすめの選び方

「窓口でのトラブルや強盗に備えて、防犯カメラを見直したい」「ATMコーナーでの不正利用や迷惑行為が気になる」「お客様の暗証番号や書類が映り込まないか心配」。銀行や信用金庫、信用組合、JAなど、金融機関の支店管理や総務を担当されている方から、こうした相談をよく聞きます。

銀行の防犯カメラを選ぶうえで大切なのは、窓口やATM、出入口で人物を確実に判別できる画質を確保すること、暗証番号の入力や通帳・書類の内容が映らないよう配慮すること、夜間や休業日でも異変に気づける通知・遠隔確認の仕組みを整えることの3点です。金融機関は、多額の現金と大切な個人情報を扱う場所です。防犯性能とお客様のプライバシーを両立させる機器選びが求められます。この記事では、銀行の防犯カメラのおすすめの選び方として、設置場所、選び方の5つの条件、導入前の注意点、よくある質問を順に解説します。

\簡単2分で複数業者を比較・見積り/

目次

銀行で防犯カメラが必要とされる理由

銀行は、現金や預金、貴重品、顧客の個人情報など、価値の高いものが集まる場所です。そのため、犯罪の標的になりやすく、日頃から高い水準の防犯対策が求められます。背景には、多額の現金を扱っていること、ATMなど不特定多数が利用する機器が設置されていること、夜間や休業日に店舗が無人になることの3つがあります。

窓口では、強盗や、窓口での威圧的な言動といったトラブルへの備えが欠かせません。ATMコーナーでは、機器の不正な改ざんや、利用者を狙った迷惑行為、詐欺の被害に巻き込まれた利用者への気づきなど、さまざまな場面で映像が役立ちます。また、店舗の外にあるATMや夜間金庫は、人目が少ない時間帯に被害を受けやすい場所です。小規模な支店や出張所では、少人数で運営していることも多く、職員だけで全体に目を配るのは容易ではありません。

たとえば、閉店間際の窓口に不審な人物が現れる、ATMに不審な装置が取り付けられる、夜間にATMコーナーや外壁に傷をつけられる、利用者が詐欺とみられる電話をしながら操作している、といったケースが想定されます。映像が残っていれば、いつ誰が何をしたかを客観的に確認でき、警察への相談や、被害の拡大防止にも役立ちます。多額の現金を扱う場所の防犯の考え方は、パチンコ店の防犯カメラおすすめの選び方でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

防犯カメラを設置したい場所と、映し方に配慮したい場所

設置場所を考えるときに最優先すべきなのは、「何を映さないか」を決めることです。銀行では、お客様が暗証番号を入力したり、通帳や申込書に記入したりする場面があります。防犯目的であっても、暗証番号の入力の手元や、書類の記載内容が映像から読み取れてしまうと、情報漏えいにつながる重大な問題になりかねません。そのため、人物の動きや行動が分かる範囲にとどめ、手元の細かい文字や数字までは判別できない画角に調整するのが基本の考え方です。

設置を検討したい場所は、次のとおりです。

  • 店舗の出入口・ロビー(来店者の顔の確認と、不審者の早期発見)
  • 窓口カウンターの全体(トラブル時の状況確認と、職員の保護)
  • ATMコーナーの出入口と、機器の周辺(機器への不正行為や、迷惑行為の確認)
  • 金庫室・現金の取扱いスペース・夜間金庫・バックヤードの出入口
  • 店舗の外周・駐車場・出入口(夜間や休業日の侵入、不審な車両の確認)

一方、ATMのキー入力部分や、窓口で書類に記入する手元、個室の相談ブース、職員の更衣室や休憩室、トイレなどは、原則として映さないようにします。ATMの機器を映す場合も、暗証番号の入力の様子がうかがえない位置と角度に調整することが欠かせません。受付や待合室でお客様の個人情報への配慮が求められる点は、クリニックの防犯カメラおすすめの選び方でも解説しており、窓口を持つ施設の参考になります。

銀行の防犯カメラ 選び方の5つの条件

設置場所の方針が固まったら、次は機器選びです。銀行で防犯カメラを選ぶときは、次の5つの条件を順に確認すると、お客様の安心と店舗の安全を両立しやすくなります。

条件1:顔や服装を確実に判別できる高い画質と、逆光への強さがあること

まず確認したいのは、画質です。万が一の際に、犯人の顔や服装、持ち物、逃走の様子が判別できなければ、捜査の手がかりになりません。フルHD(200万画素)以上を目安に、出入口やATMコーナーでは人物の顔がはっきり確認できるかを基準に選びます。銀行は、入口のガラス扉やシャッターから外光が入り、逆光になりやすい場所です。逆光に強い補正機能(WDRなど)や、夜間の外周や駐車場でも映る赤外線(ナイトビジョン)機能があると安心です。

条件2:暗証番号や書類が読み取れないよう、映す範囲を限定できること

次に、プライバシーへの配慮です。画角を細かく調整できることと、特定の範囲を映さない設定(プライバシーマスク機能など)ができるかどうかを確認しましょう。ATMのキー入力部分や、窓口の書類が映る範囲を、あらかじめ映らないように設定できる機種を選べば、情報漏えいのリスクを減らせます。設置後は、実際の映像で、手元が読み取れないことを必ず確認してください。

条件3:夜間・休業日でも気づける通知・遠隔確認ができること

銀行は、閉店後や休業日に店舗が無人になります。ATMコーナーや夜間金庫、外周など、無人の時間帯にも守るべき場所があります。動きを検知してスマートフォンや管理室に通知する機能や、外出先から映像を確認できる遠隔確認機能があれば、異変に早く気づけます。ただし、無人の店内で空調の風や外の車のライトに反応しすぎると、通知が増えて負担になるため、検知エリアや感度を調整できる機種が望ましいでしょう。夜間の備えの基本は、夜間の侵入防止対策まとめでも解説しています。

条件4:停電や通信トラブルでも録画が止まらず、改ざんされにくいこと

金融機関の映像は、事件や事故の際に重要な証拠になるため、録画が途切れないことと、映像が改ざんされにくいことが大切です。停電時に録画を継続できる無停電電源装置(UPS)の併用や、録画機器を外部から手の届かない場所に保管する、映像データを複数の場所に保存する、といった仕組みを検討しましょう。必要な日時の映像をすぐ探せる操作性や、録画の保存期間が運用に合っているか(金融機関では、一般の施設より長めに設定する例も多い)も、確認しておきたいポイントです。

条件5:映像を厳格に管理でき、警備会社や警察との連携にも対応できること

最後に、映像管理と連携の仕組みです。銀行の映像には、お客様の顔や行動、金融取引の様子が記録されます。閲覧できる人の制限(パスワード管理や権限設定)、閲覧履歴の記録、保存期間、第三者への提供の基準を明確に決められる機器・サービスを選びましょう。あわせて、警備会社の非常通報装置との連携や、警察から映像の提供を求められた際に、速やかに対応できる仕組みも確認しておくと安心です。

条件確認ポイント銀行での重要度
1. 画質200万画素以上・逆光補正・夜間性能非常に高い
2. プライバシー配慮画角調整・マスク機能・手元が映らない設置非常に高い
3. 通知・遠隔確認動体検知・スマホ通知・感度調整高い
4. 録画の信頼性UPS・保存場所・保存期間・改ざん対策非常に高い
5. 映像の管理・連携閲覧権限・履歴・警備会社や警察との連携非常に高い

導入前に確認したい注意点と運用ルール

機器を選ぶ前後に欠かせないのが、本部や関係機関との調整と、映像の取り扱いルールづくりです。金融機関は、本部や監督官庁が定めるセキュリティの基準があり、支店が独自に機器を選べないことも少なくありません。信用金庫や信用組合、JAなどでも、系統や本部の方針が関わる場合があります。設置や入れ替えを検討する際は、次の順序で進めると、スムーズです。

  1. 本部や所管部署に、機器の選定に関する方針や基準があるかを確認する
  2. 設置目的を、強盗や不正行為への備え、窓口トラブルの状況確認、無人時間帯の見守りなどに限定して明確にする
  3. 映す範囲と、映さない範囲(暗証番号の入力部分、書類の記載内容など)を決める
  4. 店舗の出入口やATMコーナーに「防犯カメラ作動中」の表示を設ける
  5. 閲覧者・保存期間・警察などへの提供の基準を、規程として文書化する

なお、金融機関の防犯対策では、カメラだけに頼らず、非常通報装置や警備会社との連携、現金の取扱いに関するルール、防犯訓練、防犯用のカラーボールの備え、強盗を想定した窓口のレイアウトなどを組み合わせることが基本です。個人情報や顧客情報の取り扱いについては、金融分野のガイドラインや、各金融機関の規程が関わります。具体的な運用は、本部の担当部署や専門家に確認すると確実です。

失敗しない防犯カメラの探し方

ここまで見てきたとおり、銀行の防犯カメラは、店舗の規模や建物の構造、ATMの設置状況、運用の体制によって、必要な台数も機能も工事の内容も大きく変わります。複数の窓口とATMコーナーを備えた大きな支店と、少人数で運営する小規模な支店・出張所とでは最適な構成が異なりますし、ATMのみの無人店舗では、また別の配慮が必要になるためです。築年数の古い建物では、配線工事の負担も変わってきます。こうした事情から、1社だけで決めず、複数のメーカー・サービスを比較して選ぶのが確実です。

比較の際は、本体価格だけでなく工事費・保守費用・月額費用を含めた総額、画質や逆光への強さ、プライバシーマスク機能、録画の信頼性、通知・遠隔確認機能の有無、故障時の対応など設置後のサポート体制をそろえて確認すると判断しやすくなります。ただ、これらを一つずつ調べて見比べるのは、日々の窓口業務に追われる担当者にとって大きな負担です。そこで活用したいのが、防犯カメラを一覧で比較できるサイトです。条件に合うカメラを効率よく絞り込めるため、検討の時間を大きく短縮できます。

銀行・金融機関に合う防犯カメラを、まとめて比較したい方へ

画質・逆光補正・録画の信頼性・通知機能・費用を一覧で見比べて、店舗に合う防犯カメラを効率よく探せます。

\簡単2分で複数業者を比較・見積り/

防犯カメラの選び方全般を学びたい方は、防犯カメラの選び方・おすすめのカテゴリー記事で、業種別の解説を確認できます。実際の設置工事を依頼する業者を探す場合は、防犯カメラ設置業者の記事もご活用ください。

銀行の防犯カメラに関するよくある質問

ATMのすぐ近くに防犯カメラを設置してもよいですか?

ATMコーナーには、機器への不正行為や迷惑行為の確認のために、カメラを設置するのが一般的です。ただし、暗証番号を入力する手元や、画面の表示内容が映像から読み取れないよう、位置や角度を十分に調整することが前提になります。設置後は、実際の映像を確認して、手元が判別できないことを必ず検証しましょう。

窓口での書類の記入内容が映ってしまわないか心配です。

窓口のカメラは、人物の動きや様子が分かる範囲にとどめ、書類の文字までは判別できない距離と画角に調整するのが基本です。プライバシーマスク機能を使って、カウンターの手元の部分を映らないように設定する方法もあります。設置後の映像で、記載内容が読み取れないことを必ず確認してください。

お客様には、防犯カメラの設置をどのように知らせればよいですか?

店舗の出入口やATMコーナーなど、分かりやすい場所に「防犯カメラ作動中」の表示を設けましょう。あわせて、設置の目的、映像の管理者、問い合わせ先を、店頭の掲示や公式サイトで案内しておくと、お客様の不安を和らげやすくなります。

映像はどのくらいの期間保存すればよいですか?

決まった期間があるわけではありませんが、金融機関では、一般の施設より長めの期間を保存する例も多くあります。保存期間が長いほど録画機器の容量が必要になるため、本部の方針や運用に合わせて決め、規程に明記しておきましょう。事件や事故が発生した場合は、該当する日時の映像を必ず保存しておくことが大切です。

ダミーカメラ(防犯カメラに見せかけた偽物)でも効果はありますか?

ダミーカメラには一定の抑止効果が期待できる場合もありますが、映像が残らないため、事実確認や捜査の手がかりにはなりません。金融機関では、万が一の際の証拠として映像が重要になるため、実際に録画できる防犯カメラの導入が基本になります。

防犯カメラの導入にかかる費用はどのくらいですか?

費用は、台数、録画機器の種類、配線工事の規模、月額のサービス利用料の有無などによって大きく変わります。本体価格だけで判断せず、工事費や保守費用を含めた総額で比較することが大切です。複数の候補を一覧で比較できる比較サイトを活用すると、費用感を把握しやすくなります。

まとめ

銀行の防犯カメラは、確かな防犯性能と、お客様の暗証番号や個人情報を守る配慮を両立させることが大切です。多額の現金を扱っていること、ATMなど不特定多数が利用する機器があること、夜間や休業日に店舗が無人になることといった金融機関ならではの課題を踏まえ、出入口・窓口全体・ATMコーナー・金庫室や現金の取扱いスペース・外周を中心に設置し、暗証番号の入力部分や書類の記載内容、更衣室などの私的な空間は映らない方針で計画しましょう。

選ぶ際は、顔や服装を確実に判別できる画質と逆光への強さがあること、暗証番号や書類が読み取れないよう映す範囲を限定できること、夜間・休業日でも気づける通知・遠隔確認ができること、停電や通信トラブルでも録画が止まらず改ざんされにくいこと、そして映像を厳格に管理して警備会社や警察との連携にも対応できることの5点が目安になります。機器選びで迷ったときは、複数の防犯カメラを比較して検討するのが近道です。まずは比較サイトで、店舗の規模と環境に合うカメラの候補を絞り込んでみてください。

\簡単2分で複数業者を比較・見積り/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次